自分でものを考える。
こんな簡単なことが、できそうでできない人が沢山います。では何をしているのかというと、他の人の意見を自分の意見として述べる。
レポートを書いてください、と依頼すると、誰に提出するのか、その相手は何を望んでいるのか、主旨はどのようにして書くべきか、など細々と指示されないと何も書けない人が多くいる。もちろん、目的にあわせて書けることは必要。けれど、他人から指示されたことだけを主に行っているうちに、指示されないと書けなくなってしまった、という人が多くいるのです。
だから、借り物の他人の意見にとりあえず合わせる。そして、それで良しとしているうち、段々自分が何を考えているのかわからなくなってしまう。
けれど、本当に問題なのは、自分が何を考えているのかわからない、ということにも気づいていないことです。
KJ法は、別名<情報のマネジメント>と云われています。目に見えること、耳から聞こえること、香りや感触、五感の全てを使い、頭と体で感じた<情報>を、先入観にとらわれないよう飲み込んで、咀嚼し、自分の見解を打ち出すための技術です。五感を使い、第六感を使い、論理を使い、自分の心の中を探ります。
KJ法はあなたを変える技術です。
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