KJ法の進め方[簡易版] (主にグループワークなどでの方法)
取材(データ集め) フィールドワークや討論など、様々な方面の”取材”を行いデータを集めます。 (下記は探検ネットと呼ばれるデータ収集技術。探検ネットについてはこちらをご覧下さい) |
ラベルづくり テーマに沿って、素材となるデータ(文章)を、ラベルに記入します。 (文章によるラベルの代わりに写真や図解でも構いません) グループ編成(ラベル広げ → ラベル集め → 表札づくり) ラベル全部が俯瞰できるよう並べ、一枚一枚良く読み、似たかんじのものをよせて〔表札〕を作り元ラベルの上に置きクリップで留めます。 〔表札ラベル〕と〔表札がつかなかったラベル〕を使い、同じ様に俯瞰し上位の〔表札〕を作っていきます。 効果: “分類”せず感覚(無意識)を使うことで、先入観にとらわれないアナロジー(親近性)によるデータ群の関係を構築できる。 図解化(空間配置 → 図解化) ストーリー性を考えながらラベル群を空間に配置し拡げ、シンボルマークをつけ島どり線や関係線を引きます。 効果: データ群の関係性を空間的に俯瞰でき、直感的かつ論理的に全体の構造を把握できる。 叙述化(口頭発表 → 文章化) 図解を基に文章化し発表し意見交換を行います。文章化の際に気付いた点は盛り込んで構いません。 効果: 複雑なデータ群の関係性や全体の構造が明快なロジックにより説明できる。叙述化がうまくいかない場合は、作業中ミスを起こしていた可能性が高い。 |