(注 6)
世界16カ国中、日本人の働く意欲は世界最低であることが示されています。
「プレジデント2006年7月17日号」プレジデント社
(注7)
「ひらめき脳」茂木健一郎著 (新潮新書)
(注8)
「断片から意味のある集合をつくる方法の中で最もすぐれているのはKJ法である」
東京大学名誉教授 竹内均
(注9)
工業地理学という学問では、KJ法による定性分析が新しい発見に役立つことが報告されています。新潟県燕三条と東大阪市と東京都大田区は町工場の集積によ
る工業地域であり、表面的には同じカテゴリーになります。しかしKJ法によるアプローチによれば、いつの時点から東アジアの国々をライバルと認識するよう
になったのか、それぞれの地域で時期が異なるなど、想定されていなかった地域差が明確に浮き彫りになり、その地域に合った産業振興策を行うための指針づく
りに貢献することが期待されています。
(2006年6月11日KJ法経験交流会の発表より)
(注10)
・「現場からのデータを語らしめることで、有望な仮説を見出し客の真のニーズを商品開発に的中させた」
株式会社花王
・「工場内で設計図を使ってKJ法を行ない、スピードアップで特許がとれる製品が次々と開発された。KJ法の威力を実感」
三菱樹脂株式会社
(注11)
・自分の内面を物語化することを心理学で「ナラティブ・アプローチ」といいます。KJ法を使ったナラティブ・アプローチの研究も専門家によって行なわれて
います。
・国立精神神経センター 精神保健研究所の丸山晋氏によれば、KJ法は神経症・心身症の治療に有効であることが報告されています。ただし、KJ法と精神療
法の両方に精通した専門家の指導のもと行う必要があります。
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